新生に向けて出発
1984年1月1日から旧AT&Tの人びとは、それぞれ新しい職場に向かったが、一部の人びとは工場の閉鎖で職場を失いました。
組織は基本的には、垂直的・集権的なものから水平的・分権的なものに再編されました。
まず22の現業の電話局は、全国7社の地域持株会社の管轄下に独立します。
これに対し、身軽になった新AT&Tは2つの部門に分けられ、一方は長距離電話を担当するAT&Tコミュニケーションズ、他方は残りの部局を集めたAT&Tテクノロジーズとなりました。
AT&Tテクノロジーズは5つの事業部に分かれています。
そのなかで旧ウェスタン・エレクトリックはAT&Tネットワーク・システムズとテクノロジー・システムズの2事業部に分割されました。
世界的に著名なベル研究所は従来通り存続し、このほかに消費者向け営業部門としてAT&Tインフォーメーション・システムズと、新たに発足した海外事業部門AT&Tインターナショナルがあります。
・・・このように水平的に各事業部門の自主化をはかって、組織の面から全社的に競争力を刺激する効果を促進したのです。